アブレータ (Ablator) とは、炭素繊維やガラス繊維などにフェノール樹脂のような合成樹脂を含浸させて作られた繊維強化プラスチック製耐熱材のことである。
概要
- 空力加熱から機体を守るために使用され、焼けて溶けながら内部を守る役割をする[1]。
- 主な吸熱原理により、昇華、溶融、炭化の3種類に分類され、そのうち炭化アブレータが最も信頼性が高く、適用範囲も広い。
用途
脚注
- ^ 山田哲哉、安部隆士「「はやぶさ」カプセルの地球大気再突入時におけるプラズマ現象とその周辺」(PDF)『プラズマ・核融合学会誌』第82巻第6号、プラズマ・核融合学会、2006年6月25日、368-374頁、NAID 110006282076。
関連項目