オール・ブルース
この項目では、マイルス・デイヴィスの楽曲について説明しています。その他の用法については「オール・ブルース (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
「オール・ブルース」 | |
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マイルス・デイヴィスの作曲作品 | |
収録アルバム | 『カインド・オブ・ブルー』 |
リリース | 1959年8月17日 (1959-08-17) |
録音 | 1959年4月22日 |
ジャンル | モダンジャズ |
時間 | 11:33 |
レーベル | コロムビア |
作曲者 | マイルス・デイヴィス |
プロデュース | アーヴィング・タウンゼント(英語版)[1] |
「オール・ブルース」("All Blues")は影響の大きな1959年のアルバム『カインド・オブ・ブルー』で初めて公開されたマイルス・デイヴィスのジャズの作曲作品。6/8拍子のブルース形式であり、コード進行は基本的なブルースのもので、全体としては七の和音で作られているが、ターンアラウンド(英語版)のところで通常のVコードではなく、♭VIが使われている。オリジナルキーのGでは、このコードはE♭7となる。「オール・ブルース」はGミクソリディア旋法のモダン・ブルースの一例である[2]。[要説明]
この曲の特に目立つ特徴としては、ベースラインがVないし♭VIコードに達したとき(曲の9番目か10番目の小節)以外は全曲通して繰り返されることである。さらに、最初に管楽器(「カインド・オブ・ブルー」の場合は2本のサックス)によって演奏され、その後(通常は)ピアノによって演奏されるソロパートの下で継続される、和声的に類似したヴァンプがある。各コーラスは、通常次のソロ/コーラスのイントロとして機能する4小節のヴァンプで区切られている。
オリジナルはインストゥルメンタル曲だが、後にオスカー・ブラウン・ジュニア(英語版)によって歌詞が付けられた。
参加ミュージシャン
- マイルス・デイヴィス – トランペット
- ジュリアン・"キャノンボール"・アダレイ – アルト・サックス
- ジョン・コルトレーン – テナー・サックス
- ビル・エヴァンス – ピアノ
- ポール・チェンバース – ダブル・ベース
- ジミー・コブ – ドラムス
脚注
外部リンク
- "All Blues" Analysis, Melody, Chords & Improvisation
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