サウス・オブ・ヘヴン
『サウス・オブ・ヘヴン』 | ||||
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スレイヤー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | スラッシュメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | デフ・アメリカン・レコーディングス | |||
プロデュース | リック・ルービン、スレイヤー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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スレイヤー アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「South Of Heaven」 - YouTube | ||||
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『サウス・オブ・ヘヴン』(South of Heaven)は、スレイヤーが1988年に発表した4作目のアルバム。
解説
前作『レイン・イン・ブラッド』(1986年)をバンドと共同プロデュースしたリック・ルービンが、デフ・ジャムを離れて新レーベルのデフ・アメリカン・レコーディングス(後のアメリカン・レコーディングス)を設立したのに伴い、スレイヤーも同レーベルに移籍した。ルービンは、前作に引き続き本作のプロデュースも務めている。
音楽的には、前3作とは違ってスロー・テンポやミドル・テンポの楽曲が増えており、アレックス・ヘンダーソンは、allmusic.comにおいて「スレイヤーはこの4作目で、ヘヴィネスを微塵たりとも犠牲にせず、ポップな要素を取り入れることもなく、テンポを遅くするようになった」と評している[4]。また、ボーカリストのトム・アラヤは、映画『レス・ザン・ゼロ』(1988年公開)のサウンドトラックに提供した「イン-ア-ガダ-ダ-ヴィダ」(アイアン・バタフライのカヴァー)で、叫ぶだけでなく歌詞を重視したボーカル・スタイルに変化しており、本作でもそうした歌唱が披露された[5]。ただし、こうした変化のため発表当時は物議を醸し、日本の音楽雑誌でも否定的なレビューが掲載される例もあったという[5]。
「ディシデント・アグレッサー」は、ジューダス・プリーストがアルバム『背信の門』(1977年)で発表した楽曲のカヴァー。
収録曲
- サウス・オブ・ヘヴン - "South of Heaven" - 4:58
- 作詞:トム・アラヤ/作曲:ジェフ・ハンネマン
- サイレント・スクリーム - "Silent Scream" - 3:06
- 作詞:トム・アラヤ/作曲:ジェフ・ハンネマン、ケリー・キング
- ライヴ・アンデッド - "Live Undead" - 3:50
- 作詞:トム・アラヤ、ケリー・キング/作曲:ジェフ・ハンネマン
- 十字架の裏側 - "Behind the Crooked Cross" - 3:14
- 作詞・作曲:ジェフ・ハンネマン
- マンダトリー・スイサイド - "Mandatory Suicide" - 4:05
- 作詞:トム・アラヤ、ジェフ・ハンネマン/作曲:ケリー・キング
- ゴースツ・オブ・ウォー - "Ghosts of War" - 3:53
- 作詞:ケリー・キング/作曲:ジェフ・ハンネマン、ケリー・キング
- リード・ビトゥイーン・ザ・ライズ - "Read Between the Lies" - 3:20
- 作詞:トム・アラヤ、ケリー・キング/作曲:ジェフ・ハンネマン
- クレンズ・ザ・ソウル - "Cleanse the Soul" - 3:01
- 作詞:トム・アラヤ、ケリー・キング/作曲:ジェフ・ハンネマン
- ディシデント・アグレッサー - "Dissident Aggressor" - 2:35
- スピル・ザ・ブラッド - "Spill the Blood" - 4:49
- 作詞・作曲:ジェフ・ハンネマン
参加ミュージシャン
脚注
スレイヤー | |
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メンバー | |
旧メンバー | |
スタジオ・アルバム | ショウ・ノー・マーシー - ヘル・アウェイツ - レイン・イン・ブラッド - サウス・オブ・ヘヴン - シーズンズ・イン・ジ・アビス - ディヴァイン・インターヴェンション - 悪魔の鎮魂歌 - ゴッド・ヘイツ・アス・オール - クライスト・イリュージョン - 血塗ラレタ世界 - リペントレス |
カバー・アルバム | |
ライブ・アルバム | ライヴ・アンデッド - ディケイド・オブ・アグレッション |
楽曲 | |
関連項目 |