ダッカメトロ
ダッカメトロ | |
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基礎情報 | |
所在地 | ダッカ |
路線数 | 1 (部分開業) 6 (計画) |
駅数 | 16 |
運営 | |
開業日 | 2022年12月28日 |
運営者 | ダッカ都市交通会社 |
仕様 | |
路線総延長 | 20.1 km |
電化 | 1500V DC |
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ダッカメトロ(ベンガル語: ঢাকা মেট্রো)は、バングラデシュの首都であるダッカで建設が承認されたメトロ鉄道システムである。現在は6号線のみが開業している。ダッカ都市交通会社(DMTCL:Dhaka Mass Transit Company Limited)により保有・運営されている[1]。
概要
独立したBRT (バスラピッドトランジット)システムとともに、都市全体で日常的に発生する極端な交通渋滞が世界で最も酷い都市の1つであるダッカの渋滞を緩和することが長い間求められてきた。これは、政府機関であるダッカ運輸調整局(DTCA)によって概説された20年間の戦略的運輸計画(STP)の一部である。
建設は2016年6月26日に開始され、2022年12月28日に6号線が一部区間で開業した[2][3]。工事はイタリアンタイデベロップメントパブリックカンパニーリミテッドとシノハイドロコーポレーションリミテッド(中国語版)JVによって行われ、東急建設が車両基地の造成を行い[4]、JICAはプロジェクト支援として18,594.48カロールタカを提供した。
車両
川崎重工業車両カンパニー製のステンレス車体で、20m級6両編成が24編成製作される[5]。
路線
営業中
建設中
- 1号線(ベンガル語版)
計画中
- 2号線
- 4号線
- 5号線(英語版)
関連項目
- ダッカ・レストラン襲撃人質テロ事件 - ダッカの都市鉄道事業に関わっていた人々が犠牲者となった。2022年7月、ダッカメトロ展示情報センター内に、テロ事件犠牲者7名の慰霊碑が建立された[6]。
外部リンク
- ダッカ都市交通会社(DMTCL:Dhaka Mass Transit Company Limited)
脚注
- ^ “DHAKA MASS TRANSIT COMPANY LIMITED (DMTCL)”. DHAKA MASS TRANSIT COMPANY LIMITED. 2024年1月12日閲覧。
- ^ “バングラ初の都市鉄道開業 日本支援、渋滞緩和へ”. 時事ドットコム. 2023年1月8日閲覧。
- ^ “バングラデシュ初の都市高速鉄道ダッカメトロ6号線が部分開業”. JICA. 2023年7月1日閲覧。
- ^ “About MRT Line-6”. DHAKA MASS TRANSIT COMPANY LTD.. DHAKA MASS TRANSIT COMPANY LTD.. 2 February 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。28 January 2017閲覧。
- ^ 鉄道チャンネル (2021年3月5日). “川崎重工がバングラデシュMRT新型通勤車両6両編成を初出荷、神戸港から首都ダッカの車両基地へ”. 鉄道チャンネルニュース (エキスプレス). https://tetsudo-ch.com/11258724.html 2021年3月18日閲覧。
- ^ “H.E. Mr. HONDA Taro, Parliamentary Vice-Minister for Foreign Affairs of Japan attends the Memorial Ceremony for the Victims of Holey Artisan Bakery Terror Attack in 2016.”. 在バングラデシュ日本国大使館. 2023年12月25日閲覧。
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ダッカメトロ | |
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営業中 | ■6号線 |
建設中 | 1号線 |
計画中 | 2号線 - 4号線 - 5号線 |
関連項目 | DMTCL |
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