テンスン・ナムゲル
テンスン・ナムゲル(Tensung Namgyal, 1644年 - 1700年)は、インド、シッキム王国(ナムゲル朝)の第2代君主(在位:1670年 - 1700年)。
生涯
1670年、父王プンツォ・ナムゲルの死により、王位を継承した [1][2]。
テンスンは即位後、首都をヨクサムからラブデンツェに遷都した[2]。
テンスンは議会と地方長官(ゾンペン)との間に対立が生じたのを見て、議会の定員を12人から8人に減らした。また、先住民のレプチャ族からも議員を出す妥協策を取った[2]。
1700年、テンスンは死亡し、息子のチャドル・ナムゲルが王位を継承した[1][2]。
脚注
- ^ a b Sikkim 2
- ^ a b c d 小谷『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』、p.379
参考文献
- 小谷汪之『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』山川出版社、2007年。
関連項目
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プンツォ・ナムゲル1642-1670 / テンスン・ナムゲル1670-1700 / チャドル・ナムゲル1700-1717 / ギュルメ・ナムゲル1717-1733 / プンツォ・ナムゲル2世1733-1780 / テンジン・ナムゲル1780-1793 / ツグプ・ナムゲル1793-1861 / シケオン・ナムゲル1861-1874 / トゥトブ・ナムゲル1874-1914 / シケオン・トゥルク・ナムゲル1914 / タシ・ナムゲル1914-1963 / パルデン・トンドゥプ・ナムゲル1963-1975 |