パラナ州
- パラナ州
- Estado de Paraná
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(旗) (紋章) -
行政府所在地 クリチバ 最大都市 クリチバ 面積 199,283.981km2[1] 自治体数 399 人口 1144万4380人(2022年)[1] 人口密度 57.42 人/平方キロメートル(2022年)[1] GDP
- 1人当たり3481億レアル(2014年)
3万1411レアル(2014年)州知事 ラティーニョ・ジュニア(英語版) ISO 3166-2:BR BR-PR 標準時 UTC-3 ウェブサイト www.pr.gov.br
パラナ州(パラナしゅう、Estado do Paraná ブラジルポルトガル語発音: [paɾɐˈna] ( 音声ファイル))は、ブラジル南部の州。州庁所在地はクリチバ。パラグアイとアルゼンチンと国境を接する。州の略称は「PR」である。
住人の呼称や「パラナ州の~」を意味するポルトガル語は「パラナエンセ (paranaense)」と呼ばれる。
概要
パラナ州の対蹠地に沖縄県が位置する。パラナ州周辺は日本国内で唯一の陸地の対蹠地である。
隣接州
主な都市
- クリチバ(州都)
- ロンドリーナ
- マリンガ
- フォスドイグアス(世界遺産イグアスの滝の最寄都市)
- コロンボ
- ポンタグロッサ
- カスカヴェル
- グアラプアヴァ
- パラナグア
- トレド
- アプカラナ
- ウムアラマ
- パラナヴァイ
人種構成
人口の75%を白人が占める。
この地方への入植そのものは16世紀末に始まったが、19世紀後半にヨーロッパから移民の流入が活発化し、主にポルトガル、ポーランド、イタリア、ドイツ、ウクライナからの移民が入植した。20世紀以降は日本やレバノン、シリアからの移民がこれに加わった。現在ではポーランド系とウクライナ系を中心に東欧からの移民およびその子孫が最も多く、ドイツ系とイタリア系がそれに続いている。
南部地方の他の州同様、アフリカからの奴隷の流入の歴史を持たないため、黒人が占める比率は低い。
日系人の数はサンパウロ州に次いで多く、ロンドリーナやマリンガの日系人の割合はサンパウロやクリチバを凌いでブラジルの都市のなかでは最大規模となっている。
住環境
パラナ州はブラジルの中では先進地帯として知られ、住環境は他の州に比べて特に優れた州のひとつであると言える。ブラジル国内の他の州と比べ、犯罪の発生率は低く、教育と健康の面においても州政府が力を注いでいる。
人間開発指数(HDI)の値は、ブラジルの26州の中では4番目に高い0.785となっている。
教育
- パラナ連邦大学
- パラナ・カトリック大学
日本との関係
未開発地が多かった北パラナは日系ブラジル移民史上、最も代表的な開拓前線だった[2]。19世紀末から植民が始まり、20世紀に鉄道が敷設されるとそれに前後して日本人も多く労働者として入植するようになり、土地を買い農業や商売を始める者も現れた[2][3]。上野米蔵、松原武雄など、移民史に残る数多くの逸材を輩出し、日系人口160万人の1割約15万人(第2位)が居住する重要な州となった[4]。1926年には野村財閥がファゼンダを買収して野村農場を始め、90年以上続く。
日本の姉妹都市・提携都市
- 中部地方
- 近畿地方
- 九州地方
脚注
出典
関連項目
- ジャイメ・レルネル - 建築家。元パラナ州知事
- 中村ひとし - 都市環境政策者・造園家・環境コンサルタント。上記ジャイメ・レルネルの下でパラナ州クリチバを中心に数々の環境政策に取り組んだ。
- 西森弘志ルイス - 元パラナ州議会議員・ブラジル下院議員
参考文献
- 池永啓介「パラナ州」『世界地名大事典9―中南アメリカ』(山田睦男、中川文雄、松本栄次編、朝倉書店、2014年12月)932 - 934頁。
外部リンク
- パラナ州ウェブサイト
- パラナ州・サンタカタリナ州 公式ホテルガイド
- 『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲 ニッケイ新聞
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座標: 南緯24度40分 西経51度37分 / 南緯24.67度 西経51.62度 / -24.67; -51.62