フランソワ・オゾン François Ozon | |||||||||||||
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生年月日 | 1967年11月15日(57歳) | ||||||||||||
出生地 |
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職業 | 映画監督 | ||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||
活動期間 | 1988年 - | ||||||||||||
公式サイト |
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主な作品 | |||||||||||||
『焼け石に水』 『8人の女たち』 『危険なプロット』 『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』 『Summer of 85』 | |||||||||||||
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フランソワ・オゾン(François Ozon, 1967年11月15日[1] - )は、フランス・パリ出身の映画監督・脚本家である。
来歴
[編集]パリ第1大学映画コース修了。国立の映画学校Fémisで学ぶ。 『アクション、ヴェリテ』、『小さな死』、『サマードレス』などの数々の短編を発表し、高評価を得て「短編王」の異名をとる。
2000年にはライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの戯曲のコメディ映画化『焼け石に水』で、LGBT映画に与えられるベルリン国際映画祭テディ賞を受賞した[2]。
2002年のミュージカル『8人の女たち』では、カトリーヌ・ドヌーヴをはじめとする出演した8人の女優達に対して2002年のベルリン国際映画祭 銀熊賞が贈られた。
2007年にはロモーラ・ガライ主演、シャーロット・ランプリング出演、初の英語作品『エンジェル』で高い評価を得た。
2020年の『Summer of 85』はエイダン・チェンバーズの小説『おれの墓で踊れ』を基にした映画で、作品、監督、脚色、主演男優(2人)、助演女優等12部門でセザール賞にノミネートされた。
2025年、アルベール・カミュの小説「異邦人」の映画化のため4月から5月、モロッコで撮影があったと報じられた。公開は未定。主役は5年前に『summer of 85』でも起用したバンジャマン・ヴォワザンが予想されている[3]。
人物
[編集]ゲイであることを公表しており[4]、作品の多くで同性愛を扱っている。
監督作品
[編集]- 『サマードレス』 Une robe d'ete (1996)
- 『海をみる』 Regarde la mer (1997)
- 『X2000』 X2000 (1998)
- 『ホームドラマ』 Sitcom (1998)
- 『クリミナル・ラヴァーズ』 Les Amants criminels (1999)
- 『焼け石に水』 Gouttes d'eau sur pierres brulantes (2000)
- 『まぼろし』 Sous le sable (2000)
- 『8人の女たち』 8 femmes (2002)
- 『スイミング・プール』 Swimming Pool (2003)
- 『ふたりの5つの分かれ路』 5x2 (2004)
- 『ぼくを葬る』 Le Temps qui reste (2005)
- 『エンジェル』 Angel (2007)
- 『Ricky リッキー』 Ricky (2009)
- 『ムースの隠遁』 Le Refuge (2010)
- 『しあわせの雨傘』 Potiche (2010)
- 『危険なプロット』 Dans la maison (2012)
- 『17歳』 Jeune et Jolie (2013)
- 『彼は秘密の女ともだち』 Une nouvelle amie(2014)
- 『婚約者の友人』 Frantz(2016)
- 『2重螺旋の恋人』 L'Amant double(2017)
- 『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』 Grâce à Dieu(2018)
- 『Summer of 85』 Été 85(2020)
- 『すべてうまくいきますように』 Tout s'est bien passé (2021)
- 『苦い涙』 Peter von Kant (2022)
- 『私がやりました』 Mon crime (2023)
- 『秋が来るとき』 Quand vient l'automne (2024)
脚注
[編集]- ^ “フランソワ・オゾン:プロフィール・作品情報・最新ニュース”. 映画.com. 2024年11月25日閲覧.
- ^ “焼け石に水”. CINEMA TOPICS ONLINE. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年6月3日閲覧.
- ^ “C'est l'un des romans français les plus lus au monde, et on sait qui incarnera son héros au cinéma !”. ALLOCINE (フランス語). 11 March 2025. 2025年6月2日閲覧.
- ^ “FRANÇOIS AND HIS FRIENDS”, Filmmaker Magazine (英語), Summer 2000, 2008年10月7日閲覧