リサ・ラーソン
インガ・リサ・ラーソン(スウェーデン語: Inga Lisa Larson、 1931年9月9日 - 2024年3月11日)はスウェーデンの世界的な陶芸家、デザイナー。有名な彫刻に Small Zoo (1955), ABC-girls (1958), Africa (1964) Children of the World (1974–75)などがある。
略歴
リサ・ラーソンは1931年、スウェーデンの南部に生まれた。1949-54年、ヨーテボリ大学芸術学部デザイン工芸校(英語版)(HDK)に学んだ後、スウェーデンの陶磁器メーカーグスタフスベリのアートディレクターであったスティグ・リンドベリに採用されてグスタフスベリ・ファブリカに入社した。1952年、グンナル・ラーソンと結婚。1980年、ラーソンはグスタフスベリを離れ、フリーランスとなり、数多くのスウェーデンの企業と仕事をした[1]。その中にはDuka、Kooperativa Förbundet、Åhléns百貨店などがある。グスタフスベリ社は1987年に買収されて工場も閉鎖された。1992年、ラーソンはかつての同僚数人とともに Keramikstudion i Gustavsberg(ケラミークステューディオン・グスタフスベリ、グスタフスベリ陶器スタジオ)を設立した。このスタジオで、新たなデザインと小品が今も作成されている[2]。
2024年3月11日にストックホルム近郊で病気のため死去。 92歳没[3][4]。
作品
- Fågel fenix
- Lilla zoo, björnen
- Gunnar Sträng
- Bysantinsk ängel
- Saltsjöbadsodjuret
関連書籍
- 『Lisa Larson リサ・ラーソン』実業の日本社 2014年
脚注
- ^ “LISA LARSON – SEXTIO ÅR MED KERAMIK”. Svensk Historia. (2016年2月9日). https://svenskhistoria.se/lisa-larson-sextio-ar-med-keramik-2/ 2021年1月9日閲覧。
- ^ Book "Lisa Larson, Gustavsberg, 1954-80" by Andreas Ribbung
- ^ “陶芸家、リサ・ラーソンさん死去 スウェーデン、日本でも人気 | 共同通信”. 共同通信 (2024年3月12日). 2024年3月12日閲覧。
- ^ “Keramikern och konstnären Lisa Larson är död” (スウェーデン語). SVT Nyheter (2024年3月11日). 2024年3月12日閲覧。
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、リサ・ラーソンに関連するカテゴリがあります。
- Lisa Larson 日本公式ウェブサイト