WikiMini

レネ・サンティアゴ

レネ・サンティアゴ
基本情報
本名 レネ・マヌエル・サンティアゴ・ガルシア
通称 Chulo
階級 ライトフライ級
身長 160cm
国籍 プエルトリコの旗 プエルトリコ
誕生日 (1992-04-10) 1992年4月10日(33歳)
出身地 ウマカオ英語版
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 18
勝ち 14
KO勝ち 9
敗け 4
テンプレートを表示

レネ・サンティアゴ(René Santiago、1992年4月10日 - )は、プエルトリコプロボクサーウマカオ英語版出身。現WBO世界ライトフライ級王者。

来歴

[編集]

2020年1月31日、トゥルイジョ・アルト英語版のチャンチャ・ルーベン・ザヤスでイスラエル・バスケスとWBOラテンアメリカライトフライ級王座決定戦を行い、10回3-0(97-92、99-90×2)の判定勝ちを収め王座を獲得した[1]

2023年10月27日、ニカラグアマナグアのアレクシス・アルゲリョ・スポーツ・コンプレックスで行われた「WBO・ナイト・オブ・チャンピオンズ」興行に出場したサンティアゴは当初WBO世界ライトフライ級15位のケビン・ビバスと保持するラテンアメリカ王座2度目の防衛戦を同門のWBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス対ジェラルド・サパタのWBO世界ライトフライ級タイトルマッチの前座で行う事になっていたが[2]、試合2日前にゴンサレスがインフルエンザ発症とそれに伴う体の痛みと頭痛などの体調不良により欠場、ゴンサレスの防衛戦が中止となった[3]。この事態を受けラテンアメリカ王座防衛戦を行う予定だったサンティアゴとビバスの試合がゴンサレスの欠場に伴い急遽設置されたWBO世界ライトフライ級暫定王座決定戦に変更、サンティアゴが12回1分18秒KO勝ちを収め暫定王座を獲得した[4][5]。試合後、WBOはゴンサレスとサンティアゴに対して180日以内(2024年4月27日まで)に団体内王座統一戦で対戦するよう指令した[6]

2024年3月2日、母国のプエルトリコ・サンフアンのコリセオ・デ・プエルトリコにてWBO世界ライトフライ級正規王者のジョナサン・ゴンサレスとWBO世界同級団体内王座統一戦を行うも、12回0-3(111-117、112-116、113-115)の判定負けを喫し団体内王座統一に失敗、サンティアゴが4ヶ月間保持してきた暫定王座はゴンサレスの正規王座に吸収される形で消滅した。

2025年3月13日、日本のリングに初登場。両国国技館で指名挑戦者としてWBO世界ライトフライ級王者の岩田翔吉に挑戦し、12回3-0(116-112、117-111、118-110)の判定勝ちを収め正規という形で約1年ぶりにWBO王座に返り咲いた[7]

戦績

[編集]
  • プロボクシング:18戦 14勝 (9KO) 4敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2014年11月22日 4R 判定 グスタボ・オルティス プエルトリコの旗 プエルトリコ プロデビュー戦
2 2015年4月25日 2R 1:45 TKO ルイス・ディアス プエルトリコの旗 プエルトリコ
3 2015年5月31日 3R 2:59 TKO アレクシス・ディアス プエルトリコの旗 プエルトリコ
4 2015年8月22日 2R 2:27 TKO アルベルト・メディナ・マルドナド プエルトリコの旗 プエルトリコ
5 2016年1月30日 6R 判定0-3 ワルデマル・パガン プエルトリコの旗 プエルトリコ
6 2018年7月1日 1R 2:55 KO スターリン・レイジェス・シエラ ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
7 2018年8月25日 2R 2:27 TKO ヘスス・ミゲール・マルティネス・カスティージョ ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
8 2018年12月7日 6R 判定0-3 ヘオバニ・ガルシア・バラガン メキシコの旗 メキシコ
9 2019年11月23日 1R 2:58 TKO フアン・ガブリエル・グスマン・ピチャルド ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
10 2020年1月31日 10R 判定3-0 イスラエル・バスケス プエルトリコの旗 プエルトリコ WBOラテンアメリカライトフライ級王座決定戦
11 2021年11月7日 2R 1:07 TKO ホセ・カルデロン ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
12 2022年4月8日 10R 判定0-3 ユデル・レイジェス メキシコの旗 メキシコ NABO北米ミニマム級王座決定戦
13 2022年12月16日 2R 1:30 反則 ヘラルド・サパタ ニカラグアの旗 ニカラグア WBOラテンアメリカライトフライ級タイトルマッチ
14 2023年4月14日 9R 1:28 TKO カルロス・オルテガ パナマの旗 パナマ WBOラテンアメリカ防衛1
15 2023年10月27日 12R 1:18 KO ケビン・ビバス ニカラグアの旗 ニカラグア WBO世界ライトフライ級暫定王座決定戦
16 2024年3月2日 12R 判定0-3 ジョナサン・ゴンサレス プエルトリコの旗 プエルトリコ WBO世界ライトフライ級王座統一戦
WBO暫定陥落
17 2024年10月30日 10R 判定3-0 リカルド・アストゥビルカ ペルーの旗 ペルー WBOインターナショナルライトフライ級王座決定戦
18 2025年3月13日 12R 判定3-0 岩田翔吉帝拳 日本の旗 日本 WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ
テンプレート

獲得タイトル

[編集]
  • WBOラテンアメリカライトフライ級王座
  • WBOインターナショナルライトフライ級王座(防衛0)
  • WBO世界ライトフライ級暫定王座(防衛0)
  • WBO世界ライトフライ級王座(防衛0)

脚注

[編集]
  1. ^ Rene Santiago, Pedro Marquez Claim WBO Regional Belts in Puerto Rico”. Boxing Scene.com (2020年2月1日). 2024年1月22日閲覧。
  2. ^ Rene Santiago vs. Kevin Vivas Added To "WBO Night of Champions"”. Boxing Scene.com (2023年10月5日). 2024年1月22日閲覧。
  3. ^ 'Bomba' Gonzalez Falls Ill, Withdraws From WBO Title Defense; Santiago-Vivas Elevated To New ESPN+ Main Event”. Boxing Scene.com (2023年10月25日). 2023年12月22日閲覧。
  4. ^ Rene “Chulo” Santiago KO’s Kevin Vivas!”. Boxingnews24. 2023年10月27日閲覧。
  5. ^ Santiago wins WBO interim 108lb title”. Fightnews. 2023年10月27日閲覧。
  6. ^ サンティアゴがWBO・L・フライ級暫定王者に 180日以内に正規王者ゴンサレスと対戦指令”. ボクシングニュース (2023年10月29日). 2023年12月22日閲覧。
  7. ^ 岩田翔吉、初防衛失敗 元暫定王者のサンティアゴに0―3判定負け WBO世界ライトフライ級 スポーツ報知 2025年3月13日

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
暫定王座決定戦 対戦者
ケビン・ビバス
WBO世界ライトフライ級暫定王者
2023年10月27日 - 2024年3月2日
次暫定王者
王座統一戦により消滅
前王者
岩田翔吉
WBO世界ライトフライ級王者

2025年3月13日 - 現在

次王者
N/A