ヴィエルコポルスカ県
- ヴィエルコポルスカ県
- Województwo wielkopolskie
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県の旗 県の章 - 測地系: 北緯52度20分00秒 東経17度14分00秒 / 北緯52.33333度 東経17.23333度 / 52.33333; 17.23333座標: 北緯52度20分00秒 東経17度14分00秒 / 北緯52.33333度 東経17.23333度 / 52.33333; 17.23333
ヴィエルコポルスカ県の所在地-
国 ポーランド 県都 ポズナン ヴォイヴォダ ズビグニェフ・ホフマン
(Zbigniew Hoffmann)略号 P 県番号(ISO 3166-2) PL-WP 面積
- 総計
29,826km2人口
- 総計
- 人口密度(2016年)
約3,477,755[1] 人
116.6 人/km²郡 31 グミナ 226 県番号 30 公式サイト www.poznan.uw.gov.pl/
ヴィエルコポルスカ県(ヴィエルコポルスカけん、ポーランド語: Województwo wielkopolskie)は、ポーランド中西部の県である。県都はポズナン。ポーランドの全16県の中では、面積で2番目、人口で3番目に大きい。1999年に、旧ポズナン県、カリシュ県、コニン県、レシュノ県と、ピワ郡の大部分の地域を統合して発足した。ルブシュ県、ドルヌィ・シロンスク県、オポーレ県、ウッチ県、ポモージェ県、西ポモージェ県、クヤヴィ・ポモージェ県と接している。
「ヴィエルコポルスカ(大ポーランド(ポーランド語版))」を意味する県名は、「ポーランド揺籃の地」であるこの地域の歴史的呼称でもある。歴史学者ズィグムント・グローゲル(ポーランド語版)によれば、これは旧い村の隣に新しい村を立てた際に旧い方と新しい方をそれぞれ「大」と「小」を冠して並び称するポーランドの習慣にしたがったものであり、1242年にプシェムィスウ公とボレスワフ敬虔公が「大ポーランド両公(ラテン語: Duces Maioris Poloniae)」と共同で称したのが公文書における初出である[2]。対義語はマウォポルスカ(小ポーランド)であるが、実際のところ、かつてのポーランド・リトアニア共和国の時代には、マウォポルスカ地方は現在のウクライナ全土までをも含む広大な地域を指しており、本来はヴィエルコポルスカ地方のほうがマウォポルスカ地方よりも面積が小さい。
歴史
地理
地域区分
- 市
- 郡 (powiat)
- クロトシン郡(英語版) (powiat krotoszyński)
- スルプツァ郡(英語版) (powiat słupecki)
観光地
グニェズノ
ポーランド王国の建国時より大司教座がある。グニェズノ大聖堂の扉は1175年に製作されたロマネスク様式。公式サイト(英語・ポーランド語・ドイツ語)あり[1]。
- 旧市街広場
- グニェズノ大聖堂
- グニェズノ大聖堂と洗礼者ヨハネ教会
-
- フランシスコ修道会
カリシュ
古代ローマ時代の天文学者プトレマイオスが「カリシア」として紹介したポーランド最古の街。スラヴ語で「湿地帯」を意味する「カル」が語源。当時の「琥珀街道」にあり、琥珀その他の商品の一大集散地だった。この周辺ではローマ時代の遺物が大量に発掘される。城塞都市としては9世紀に建設。ずっとポーランド人(ポラン人)の実質的な支配下にあったが、1106年より正式にポーランド王国領となる。中世ポーランド時代は木材の集散地で、それ以来伝統的に木工品産業が盛ん。1264年には国内のユダヤ人の人権を保障する画期的な法律「カリシュの法令」が発布された。市庁舎は1426年に完成。1793年の第二次ポーランド分割によりプロイセン王国に併合され、以来1945年に第二次世界大戦が終結するまでドイツ支配下にあった。戦争末期のナチス・ドイツとソ連の激しい戦闘で市街地が被災したが、戦後元通りに修復された。木材加工、食品加工、航空機エンジン生産が盛ん。ポーランドを代表するピアノメーカーの「カリシア」社[2]や、プラット・アンド・ホイットニー社の航空機エンジン工場などがある。市街地や聖ユゼフ教会などの歴史的建造物がみどころ。市公式サイト(英語・ポーランド語・ドイツ語)あり[3]。
- 中心街
- 中心街
- 中心街
- ホテル・エウロパ
- 旧市街
- 旧市街城壁
- 市庁舎
- 市庁舎
- ヴォイチェフ・ボグスワフスキ劇場
- ヴォイチェフ・ボグスワフスキ劇場
- 聖ユゼフ教会
- 聖ユゼフ教会
- 聖ユゼフ教会
- カリシア社工場
ポズナニ
ヴィエルコポルスカ県の県都。ポーランドでも最も古い都市の一つであり、ポーランド王国の最初の首都であった。第二次世界大戦ではドイツ軍とソ連軍との戦闘で市街地の大半(旧市街の90%以上、市街地全体の55%以上)が破壊されたが、戦後になると旧市街をはじめとした歴史的建造物はポーランド市民の努力で完全に復元され、中世の美しい姿を回復した。昔から東西陸上交易の中継地として栄えており、現在でもポーランドでも有数の商業都市で、国内外のメーカーによる大規模な見本市が開かれる。市公式サイト(英語・ポーランド語・ドイツ語)[4]、ポズナン観光サイト(英語)[5]あり。
- ポズナニ
- フランチスカンスカ通りより旧市街広場を望む
- 旧市街広場
- 旧市街広場
- 旧市庁舎
- 衛兵所
- アポロの噴水とルネサンス時代の商人の館
- ゴシック様式の館
- ネプチューンの噴水
- マルスの噴水
- バンベルク人移民の噴水
- 協同教区教会
- 旧イエズス会
- プシェミスウ丘の王の居城
- 第15槍騎兵連隊の記念碑
- 諸聖人の教会
- 自由広場
- 国立博物館絵画館
- オペラ座
- コレギウム・マイウス
- 救世主教会
- 旧市立劇場
- ベルナルド修道会の教会と修道院
- 旧アントニ・クシジャノフスキ会計事務所
- 旧食肉処理場
- ポズナニ水道局
- 民族学博物館
- バンベルク人移民の博物館
- ガス燈管理夫の像
- アダム・ミツキェヴィチ広場と1956年ポズナニ民主化運動記念碑
- アダム・ミツキェヴィチ広場とアダム・ミツキェヴィチ大学講堂
- ドイツ帝国時代の城
- 聖マルティヌス通りの郵便局
- ポズナニ経済大学
- ツィタデラ
- ツィタデラの平和の鐘
- 中心街
- 聖ヴォイチェフ/アダルベルト丘の聖ヨゼフ教会
- 聖ヴォイチェフ(アダルベルト)丘の聖ヴォイチェフ(アダルベルト)教会
- カロル・マルチンコフスキとパウル・フォン・ヒンデンブルクの住んだ家
- シナゴーグ
- ポズナニ芸術科学友の会
- 新劇場
- 旧農協事務所
- マルチン・カスプロヴィチの家
- ユゼフ・レイトゲベルの家
- 十字架賞賛教会
- 聖スタニスワフ・コストカ教会
- 聖ジャン・ヴィアンネィ教会
- ソワチュ公園
- ヴィエジュビェンチツェ通りの旧家
- ポズナニ工科大学総長公邸
- 聖アンナ病院
- バプティストの礼拝堂
- 狭軌鉄道
- バンベルク人移民
- コサック人
- 20世紀初頭の軍服の警察官
- 騎馬警官
- 第15槍騎兵連隊
- ツール・ド・ポローニュ
ヴィエルコポルスカ地方(Wielkopolska)の湖水地方
ヴィエルコポルスカ県、ルブシュ県、クヤヴィ・ポモージェ県にまたがる5万5千平方キロメートルの広大な地域にゴプラン湖(イェジォーロ・ゴプウォGopło)をはじめとする数千の大小さまざまな湖が散在する。ヴィエルコポルスカ県公式サイト(英語・ポーランド語・ドイツ語・フランス語・ロシア語、日本語は製作中)あり[6]。
- シェラクフ
- ゴプラン湖(中世前期ポーランド人のうちのゴプラン族の本拠地)
ヴォルシュティン(Wolsztyn)
ヨーロッパで唯一ここでのみ、蒸気機関車による旅客列車が定期運行していたことで有名。特にイギリスの鉄道ファンに大変人気のある街。蒸気機関車はヴォルシュティン-ポズナニ間で運行されていたが、2014年に停止され現在は博物館となっている。市公式サイト(ポーランド語・ドイツ語)あり[7]。
- 蒸気機関車の車庫とターンテーブル
- 蒸気機関車のパレード
- 聖マリア教会
- ヴォルシュティン宮殿(現在はホテル)
関連項目
脚注
外部リンク
- wielkopolska-region.pl Information about Great Poland; Multilingual.
- greatpoland.eu Data base about: Business, Culture, Sport, Motorization, Tourism, Agrotourism, Medicine, Health by CyberWielkopolska
- Greater Poland Local Government Office
- ChefMoz Dining Guide Greater Poland
- Wielkopolska - Curlie(英語)
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県 | |
関連項目 |
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ヴィエルコポルスカ県の都市と郡 | |
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