中元雄

なかもと ゆう
ナカモト ユウ (中元 雄)
生年月日 (1991-09-14) 1991年9月14日(32歳)
出身地 日本の旗 日本広島県[1]
職業 映画監督
ジャンル アクション、ホラー、コメディ
公式サイト https://nakamotofilm.com/
主な作品
先生!口裂け女です!
『死霊軍団 怒りのDIY』
『福山市長に1日密着してみた』
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ナカモト ユウ(中元 雄、1991年9月14日[1] - )は、日本映画監督広島県出身。

経歴

広島県福山市出身[2]

子どものころから映画好きで、ジャッキー・チェンブルース・リーは特に好きだった[1]。中学のときにはコンパクトデジカメを使って、ストーリーのあるアクション動画っぽいものを撮ったこともある[1]。だが、映画監督の志望はなく、広島県立戸手高等学校を卒業した後は穴吹ビジネス専門学校(広島市)のCGデザイン学科に入り、卒業後は東京でWEBデザイナーとして就職もする[1][3]。高校卒業間際に3年生の仲間3人でアクション・ホラーにギャグ要素も盛り込んだ作品を撮って、高校の全生徒に観てもらったり、就職後も作品を撮ってはYouTubeで公開することもしていた[1]

2016年に東京俳優・映画&放送専門学校へ入学し在校中に製作した映画は、2017年に『FUNNY DRIVE』が第20回小津安二郎記念蓼科高原映画祭・短編映画コンクールに入賞[1]、2018年には『怪しい隣人』が第12回TOHOシネマズ学生映画祭ショートフィルム部門でグランプリを獲得[1]、『DEAD COP』はカナザワ映画祭2018にて「期待の新人監督」部門でグランプリを各区得したほか、福岡インディペンデント映画祭2018でもアクション賞を獲得[1]。『一文字拳 序章 −最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い−』はカナザワ映画祭2018にて「期待の新人監督」でグランプリを獲得したほか、第40回ぴあフィルムフェスティバルで入選するなど、さまざまな映画祭で入賞を果たしている[1]。『いけにえマン』、『はらわたマン』は2019年10月に池袋シネマ・ロサで上映された[1]

こういった自主映画の受賞や活動が認められ、2019年に公開された『スマホ拾っただけなのに』は初の商業映画としてオファーを受けることになった[1]

主な作品

  • 『一文字拳 序章 −最強カンフー少年対地獄の殺人空手使い−』(2018年)- 監督・脚本
  • 『いけにえマン』(2018年)- 監督・脚本
  • スマホ拾っただけなのに』(2019年)- 監督・脚本
  • 『帰ってきた一文字拳』(2019年)- 監督・脚本
  • 『はらわたマン』(2019年)- 監督・脚本
  • 地獄のテレワーク 電脳戦士ヤスダ対暗黒企業』(2020年)- 監督・脚本
  • 『列島制覇 非道のうさぎ』(2021年)- 監督・脚本
  • 『死霊軍団 怒りのDIY』(2021年)- 監督・脚本
  • 『福山市長に1日密着してみた』(2022年)- 監督・脚本
  • 先生!口裂け女です!』(2023年)- 監督・脚本

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l “就職した先輩たち__映画監督 中元 雄 さん”. 東京俳優・映画&放送専門学校. 2024年5月3日閲覧。
  2. ^ 「オール福山ロケのコメディー映画で初笑い 「福山市長に1日密着してみた」公開」『中国新聞』2023年1月2日。2024年5月2日閲覧。
  3. ^ “卒業生が映画監督として福山に帰ってきました!”. 穴吹ビジネス専門学校. 2024年5月3日閲覧。

外部リンク

  • ナカモトフィルム