多和田悟

多和田悟（たわださとる、1952年 - ）は日本の盲導犬訓練士^[1]。その半生は『盲導犬クイールの一生』のモデルともなった^[2]^[3]。

経歴

中国湖南省生まれ^[4]。滋賀県近江八幡市で育つ^[5]。近江兄弟社小学校を経て^[6]、青山学院大学文学部神学科中退^[3]。

1974年、日本盲導犬協会の小金井訓練センターで訓練士となる^[3]。1982年、関西盲導犬協会訓練部長^[5]^[7]、オーストラリアクイーンズランド盲導犬協会などで訓練責任者^[3]。2004年から日本盲導犬協会で訓練士指導を始める。日本で唯一の国際盲導犬連盟査察員（2018年5月時点）^[4]。

全日本視覚障害者協議会理事^[2]、日本盲導犬協会常勤理事、同協会盲導犬育成統括責任者^[8]。

著書

『クイールを育てた訓練士』文藝春秋、2003年
『クイール流愛犬のしつけ方』実業之日本社、2004年
『犬と話をつけるには』文藝春秋、2006年

出典

^ イヌは人生のパートナー　盲導犬訓練士・多和田悟プロフェッショナル仕事の流儀、NHK、第48回（2007年4月17日放送）。
^ ^a ^b 盲導犬にできること、できないこと「飼い主のことを考えて行動するわけではない」『週刊女性』（2016年9月13日号、主婦と生活社）、週刊女性PRIME、2016年9月1日更新。
^ ^a ^b ^c ^d 盲導犬訓練士多和田悟さんインタビュー LIFE DESIGN JOURNAL、2016年1月28日更新。
^ ^a ^b 読売新聞 2018年5月23日 10面「時代の証言者」。
^ ^a ^b 『犬と話をつけるには』（文春新書、2006年）著者プロフィール。
^ 公益財団法人日本盲導犬協会／常任理事　多和田悟氏
^ 公益財団法人日本盲導犬協会多和田悟プロフィール
^ 全盲ろうの門川さん、盲導犬と歩む人生へ朝日新聞 2016年4月15日更新。