宝純子
宝 純子(たから じゅんこ、12月7日 - )は、元宝塚歌劇団花組組長。
東京都文京区、東京都立竹早高等学校出身。身長は164cm。愛称は「レモン」。
略歴
- 1970年、56期生として宝塚歌劇団に入団。雪組公演『四季の踊り絵巻/ハロー! タカラヅカ』で初舞台を踏む。
- 1975年、ヨーロッパ公演メンバーに選抜される。
- 1976年、『あかねさす紫の花』の新人公演で初主演を果たす。
- 1978年、中南米公演メンバーに選抜される。
- 1983年、花組の副組長に就任。
- 1986年、花組組長に就任。
- 1989年、ニューヨーク公演のメンバーに選抜される。
- 1990年7月31日付[1]で、宝塚歌劇団を退団。最終出演公演の演目は『ベルサイユのばら[1] - フェルゼン編 - 』。
宝塚歌劇団時代の主な舞台歴
- 1972年9月、『炎の天草灘』新人公演:右吉(本役:室町あかね)/『ポップ・ニュース』
- 1972年11月、『浜千鳥』新人公演:国頭村長/『ポップ・ニュース』(東宝)
- 1974年1月、『花のお嬢吉三』新人公演:お坊吉三(本役:瀬戸内美八)
- 1975年7月、『ベルサイユのばら -アンドレとオスカル編-』新人公演:アラン(本役:汐見里佳)
- 1975年9月、『ザ・タカラヅカ』/『ビート・オン・タカラヅカ』(ヨーロッパ公演)
- 1976年2月、『あかねさす紫の花』新人公演:中大兄皇子(本役:榛名由梨)/『ビューティフル・ピープル』 *新人公演初主演
- 1976年8月、『うつしよ紅葉』新人公演:織田信長(本役:安奈淳)/『ノバ・ボサ・ノバ』ブリーザ *新人公演主演
- 1977年1月、『朱雀門の鬼』雲丸/『ル・ピエロ』歌う青年 新人公演:カンディード(本役:安奈淳)*新人公演主演
- 1977年3月、『うつしよ桜』[2]森蘭丸/『ノバ・ボサ・ノバ』(中日劇場)
- 1977年6月、『うつしよ桜』同監物/『ビバ タカラジェンヌ』(全国ツアー)
- 1977年10月、『うつしよ桜』森蘭丸/『ファンタジー・ベルサイユのばら』(全国ツアー)
- 1978年2月、『風と共に去りぬ』新人公演:スカーレット・オハラ(本役:安奈淳) *新人公演主演
- 1978年4月、『ホフマン物語』(バウ)新人公演:悪魔4
- 1978年5月、『安奈淳フェアウェル・コンサート』(バウ)
- 1978年8月、『ヴェロニック』(バウ・東京特別)セラファン
- 1978年10月、『ザ・タカラヅカ』(中南米公演)
- 1979年3月、『花影記』/『紅はこべ』モンゴメリー
- 1980年3月、『舞え舞え蝸牛』源忠親/『ビューティフル・ジョイ』
- 1980年5月、『花小袖』藤左、新人公演:名古屋山三郎(本役:春日野八千代)/『プレンティフル・ジョイ』 *新人公演主演
- 1980年9月、『アナトール』(バウ)ブリディディック
- 1980年11月、『友よこの胸に熱き涙を』ピエール/『ザ・スピリット』[3]
- 1981年7月、『I LOVE MUSIC』(東宝)
- 1981年8月、『YOU・ME』(バウ)
- 1981年10月、『エストリレータ』バスコ/『ジュエリー・メルヘン』
- 1982年3月、『春の踊り』/『アルカディアよ永遠に』哲人(アルキメデス)他
- 1982年6月、『エストリレータ』ラザール/『ファースト・ラブ』(全国ツアー)
- 1982年8月、『夜明けの序曲』藤川岩之助
- 1993年2月、『霧深きエルベのほとり』ポール/『オペラ・トロピカル』
- 1983年4月、『ヴェニス、獅子たちの夢』(バウ)ヴェルナー・ヘンドリッヒ
- 1983年9月、『紅葉愁情』太郷次/『メイフラワー』
- 1984年2月、『琥珀色の雨にぬれて』ミッシェル・ドゥ・プレール伯爵/『ジュテーム』
- 1984年4月、『朱に恋うる調べ』/『メイフラワー』フレッチャー(全国ツアー)
- 1984年8月、『名探偵はひとりぼっち』レオン/『ラ・ラ・フローラ』
- 1985年3月、『愛あれば命は永遠に』タリアン夫人
- 1985年6月、『ジャパン・ファンタジー』/『ドリームズ・オブ・タカラヅカ』(バウ)
- 1985年9月、『テンダー・グリーン』フィール/『アンドロジェニー』
- 1986年1月、『微風のマドリガル』ドン・ペドロ/『メモリアール・ド・パリ』
- 1986年5月、『散る花よ、風の囁きを聞け』(バウ)土方歳三
- 1986年6月、『真紅なる海に祈りを』レピダス/『ヒーローズ』
- 1987年2月、『遥かなる旅路の果てに』オリビエ・ローラン/『ショー・アップ・ショー』
- 1987年8月、『あの日薔薇一輪』レイモン・マンダレー/『ザ・レビュースコープ』
- 1987年10月、『琥珀色の雨にぬれて』ジョルジュ・ドゥ・ボーモン伯爵/『ヒーローズ』(全国ツアー)
- 1988年3月、『キス・ミー・ケイト』ハリー/バプティスタ
- 1988年9月、『宝塚をどり讃歌 88』/『春ふたたび』左衛門/『フォーエバー!タカラヅカ』
- 1989年2月、『硬派・坂本竜馬!』(バウ)勝海舟
- 1989年4月、『会議は踊る』カロリーナ・セベーニュ公爵夫人/『ザ・ゲーム』(東宝)
- 1989年6月、『ロマノフの宝石』ワルター伯爵/『ジダン・デ・ジタン』
- 1989年10月、『宝塚をどり賛歌』/『タカラヅカ・フォーエバー』(ニューヨーク公演)
- 1990年3月、『ベルサイユのばら - フェルゼン編 - 』ルイ十六世 *退団公演
脚注
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関連項目
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歴代主演男役・主演娘役・組長・副組長の'・・'は先代次代関係なし、'-'は先代次代関係あり。◎マークは現在宝塚歌劇団に在籍している演出家。 |
宝塚歌劇団花組組長(1986-1990) | |
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瀧川末子 - 奈良美也子 - 三浦時子(1936年〜1941年) - 汐見洋子(1941年〜1943年) - 神代錦(1943年〜1948年) - 打吹美砂(1948年〜1951年) - 大路三千緒(1951年〜1952年) - 藤波洸子(1952年〜1953年) - 打吹美砂(1953年〜1960年) - 畷克美(1960年〜1963年) - 美吉左久子(1963年〜1965年) - 淡路通子(1965年〜1975年) - 恵さかえ(1975年〜1983年) - 但馬久美(1983年〜1986年) - 宝純子(1986年〜1990年) - 北小路みほ(1990年〜1991年) - 未沙のえる(1991年〜1996年) - 星原美沙緒(1996年〜1997年) - 磯野千尋(1997年〜2000年) - 夏美よう(2000年〜2012年) - 高翔みず希(2012年〜2022年) - 美風舞良(2022年〜) |