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殺人現場は雲の上

殺人現場は雲の上
著者 東野圭吾
発行日 1989年8月
発行元 実業之日本社
ジャンル ミステリー推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 新書判
ページ数 217
コード ISBN 4-408-50131-X
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殺人現場は雲の上』(さつじんげんばはくものうえ)は、東野圭吾推理小説1989年8月に単行本が実業之日本社 ジョイ・ノベルスから刊行され、1992年8月に光文社文庫版が刊行された。舞台は、姉の職であるスチュワーデスから決めた。ちなみに、「しのぶ先生シリーズ」も同様の理由で舞台決定。

主要人物

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早瀬英子(はやせ えいこ)
新日本航空のスチュワーデスで、入社試験と訓練学校の成績は首席。東大中退・才色兼備で控え目な性格・通称エー子。
藤真美子(ふじ まみこ)
新日本航空のスチュワーデスで、入社試験と訓練学校の成績は最下位。三流短大卒・肥満体質・通称ビー子。
浜中
新日本航空のパイロット・機長
小塚
新日本航空のパイロット・機長
佐藤
新日本航空のパイロット・副操縦士
北島香織
新日本航空のチーフスチュワーデス
遠藤
新日本航空の客室課長
金子博子
新日本航空の客室課首席

あらすじ

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ステイの夜は殺人の夜

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投資マニアの大学助教授夫人が絞殺死体となって発見された。容疑者は2人存在するが、どちらにもアリバイがある。

忘れ物に御注意ください

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「ベビー・ツアー」の一行が、エー子とビー子が乗務した機内に、とんでもない忘れ物をした。赤ん坊である。新日本航空は、初めての珍事に右往左往する…。

お見合いシートのシンデレラ

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ビー子が資産家の中山に見初められた。親戚へのお披露目会にはエー子も招かれるが、何だか様子がおかしい。

旅は道連れミステリアス

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エー子とビー子が懇意にしている和菓子屋の当主が、高級とは言いかねるシティホテルの一室で、死体となって発見された。しかも、傍らにはもうひとつの死体が。

とても大事な落し物

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エー子とビー子が乗務する機内のトイレに、遺書が落ちていた。「決行」前に落とし主を見つけ出したいが、どういうわけか、その遺書には署名がない。

マボロシの乗客

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エー子とビー子が勤務する新日本航空に、不可解な脅迫電話が掛かってきた。悪戯電話の公算が大きいが。

狙われたエー子

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エー子が何者かに命を狙われたが、思い当たる節がない。

書籍情報

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脚注

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出典

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  1. ^ 殺人現場は雲の上”. 光文社 書籍情報サイト. 光文社. 2025年4月5日閲覧。

外部サイト

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