盤谷駅

盤谷駅
駅舎
반곡
パンゴク
Bangok
流交信号場 (3.4 km)
(4.0 km) 金交信号場
地図
所在地 江原道原州市盤谷洞(朝鮮語版)154番地
所属事業者 韓国鉄道公社
駅種別 廃駅
所属路線 中央線
キロ程 107.2 km(清凉里起点)
開業年月日 1941年7月1日
廃止年月日 2021年1月5日
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盤谷駅
各種表記
ハングル 반곡역
漢字 盤谷驛
発音 パンゴンニョク
英語表記: Bangok Station
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盤谷駅(パンゴクえき)は、大韓民国江原道原州市盤谷洞(朝鮮語版)にかつて存在した韓国鉄道公社(KORAIL)中央線の鉄道駅である。

歴史

駅構造

駅舎内
プラットホーム

相対式ホーム2面2線とその間に通過線1線を有する、合計2面3線の地上駅であった。駅舎は1番線ホーム側に存在した。

駅の前後が単線のため、中央線を行き交う貨物列車などが盤谷駅で一時停車し、列車交換を行う様子がよく見られた。

駅舎は開業当時からのもので、大韓民国文化財庁により登録文化財第165号に指定されている。朝鮮戦争で駅周辺は激戦地となったものの、奇跡的に焼け残った(駅舎には弾痕が残る)。ソウルから鉄道で1時間程度という近さもあり、2004年のMBC制作『コムスク行きの汽車(朝鮮語版)』など、映画やテレビドラマのロケ地としてもよく使用されていた。

また、駅舎周辺には桜の木が多数植えられており、3月末から4月初旬にかけて桜が満開となり、原州市の桜の名所ともなっている。

のりば

1(駅舎側) 中央線  原州清凉里方面
2(反対側) 中央線  安東・東海方面

駅周辺

駅は韓国政府系の公的機関が移転して形成された「革新都市」の東の外れに位置しており、戸建ての住宅地の背後の丘に駅がある。そのため周囲は閑散としているが、朝夕のヌリロムグンファ号停車時には、ソウル首都圏などから原州革新都市の職場に出退勤する人々の姿がみられた(革新都市が形成される前は一時期、駅の営業を休止していたが、革新都市への通勤者のために営業を再開した経緯がある)。

隣の駅

韓国鉄道公社
中央線
流交信号場 - 盤谷駅 - 金交信号場

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 朝鮮総督府官報告示第801号(1941年6月2日)
  2. ^ 大韓民国官報鉄道庁告示第15号(1976年7月2日)

関連項目

外部リンク

  • 韓国鉄道公社 盤谷駅 (朝鮮語)
  • 原州 盤谷駅舎(韓国観光公社 VisitKorea 日本語版)
  • ウィキメディア・コモンズには、盤谷駅に関するカテゴリがあります。
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